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この人たちは幸運なのかもしれない。しかし、それは努力の賜物でもある。
(2002-11-05)
それぞれのヒット商品。それがこの人たちだけの努力によって世に送り出されたものではないことは確かだ。
しかしながら、それぞれの会社の中でこうした人たちがしかるべき「ミドル」としての機能を果たしえたことで、大ヒット商品が世に出た。
さぞかし、ビジネス界の大スーパースターで、カリスマ的なご託宣があるかと思いきや、さにはあらず。
伊藤愛子さんの「あとがき」にある、この8人の実力者たちの共通点。これが大事だと思う。
ビジネスに関わる人間として、具体的にこのようなヒット商品を世に、自分の作品として送り出せる。幸運がなければそうはならない。しかしながら、伊藤さんが洞察したこの人たちの仕事への向かい方は、開発・企画・デザインというその会社の花形ではない、地道な仕事においても通じるものがある。
と思う。
この本の初版が出てから、ずいぶんと時間が経過した。広くビジネスに関わる人たちの参考になるのではないかと思う。また、就職を考える人たちにも、組織を通じて仕事をすることのロマンを感じることもできると思う。
この人たちがその後、どのような展開をされているのか。実に知りたい。伊藤さんに続編を望みたい。
ヒット商品の舞台裏活劇!
(2001-05-04)
AIBO、プレステ、ポケボ、IXYDIGITAL、チェキ、DDR、どれもここ数年でブレイクした大型商品である。しかし、開発過程ではいずれもその新規性故、社内での反発がとても大きかったらしい。この本では、それらを乗り越えて、見事市場の支持を獲得していくまでの話を実際に現場を引っぱった方達が語ってくれる。
各人に共通する2大重要ポイントがある。それは、1)リーダーの強い信念、2)チームのベクトルが一つにまとまっていること。
「リーダーが信念を持って設定したターゲットに、皆が納得し、そこに邁進するようになれば、できないことは無い。」この本は、ヒット商品を生み出すチームの強さの秘密、あるいはチームの力を最大限に引き出すヒントを与えてくれる。

