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家族の姿
(2007-01-30)
映画の中で、映画を撮っているという構成だが、その映画の撮り方も半ドキュメンタリー的なため、
虚虚実実の判断がなかなかややこしい。そして、それこそがこの映画の狙いでありトリックだと思う。
つまり、家族という集合体が本来、虚構に満ちているのではないかということを、見ている我々は感じざるを得ない。
諦めにも近いニヒルでシニカルな笑いが、この映画を見ている者を襲うことだろう。
なんだかんだで家族再生をテーマにする映画が多い中、ここまで現実主義に徹した映画という意味でとても評価できると思う。
お父さんは、普段の時の喋りまで、やたら畏まった感じなのは、わざとなのか。
どこからがリアルで、どこからがパフォーマンスであるのか、
ここのラインが全く判断がつかないため、ますます父を魅力的にしていた。
あそこまで浮いていて、逆に味になるっていうのも、この映画のテーマが家族集団の混沌を描いているからだと思う。どこまでも出口はない。
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