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カスタマーレビュー ![]()
何回見たことか。
(2006-05-26)
安っぽい任侠映画やVシネマがぶっ飛んでしまいます。親分の死を巡った組葬をリアルかつコミカルに描く独創的な映画。羽振りよさを気にして見栄を張って生きる任侠世界、見た目と違って大多数の組員がカツカツ生活。そんな実情を遠藤憲一さんがリアルにコミカルチックに演じるところは思わずクスリとしてしまいました。メインの松田敏幸さんがチンピラから経済ヤクザにのし上がるが、後半になり内面に隠されていた燃え滾る血潮を見せ付ける所は圧巻。
組葬
(2005-03-22)
無駄のないストーリーはもちろんの事、主演をつとめる松田敏幸の抜けた大阪弁(河内弁)が非常に、東京在住の大阪人である私も舌を巻くほどに聞いていて気持ちがいい。貧乏で田舎臭さの抜けない松田青年は伊崎組長の寵愛を受けて、次第に成金街道を渡っていく話の筋道が非常にスムーズに嫌味なく、しかし非常に濃く描かれている。
めっけもん
(2005-02-24)
タイトルとキャストから想像されるシリアスな集団抗争劇、とかでは全然なく、舞台を裏社会に据えた出来の良い人情コメディ、である。
肩の力の抜けた無駄のないそれでいてメリハリの効いたテンポのよい脚本に加え、キャストのひとりひとりが実にのびのびと演技していて、大スターを主要な役に起用しなかったのがむしろ功を奏したかんじ。スノッブな関西弁がセクシーな主演の松田敏幸(こんないい俳優がいたなんて!)と、バブリーな経済ヤクザを気持ち良さそうに演じる津川雅彦は見ていて痛快だし、飄々とした組長の石橋蓮司はなんとも言えない味わい深さがある。「おもしろうて、やがてかなしき」な気分が味わえる名人の落語みたいな映画。Vシネファンならずとも楽しめる。ふとした偶然からなにげに観た私にとってはちょっとした「めっけもん」であった。

